昭和初期には和タンスは桐で作られていました。
その時代の和タンスには独特の趣があります。
それが好きで2つくらい買って屋根裏にしまっていました。
それを伊東のマンションで使おうと今回いよいよ改造に手を付けました。
鉄の釘は一本も使われていませんでした。
そこで使われていたのは全て竹の櫛のような釘です。
勿論接合部分にノリは塗られておらず、
分解も比較的容易にできました。それでいて、衣服の収納には困らず使えたのですから
和タンスはすごい技術です。
今回、引き出し部分の滑りが悪いので(古いタンスですからあたりまえですが)
スライドレールを付けてみようと改造を始めました。
と言っても簡単ではありません。引き出しの横のサイズを
数センチ短くしないとスライドレールが入らないからです。
しかし、桐という素材は素晴らしい!
80年以上経過しても切断すると全く問題のない木材として使えます。
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