2013年11月24日日曜日

忘れていた音楽


走りながら音楽が聴きたくなって
ぶらっと寄った家電屋でiPodshuffleを買った
昔、前世代のshuffleは持ってたんだけど
落として無くしてしまっていた
iPodは何台も落として無くした
これまで、モデルチェンジの度に買い換えてきたけど
最近、売り場にも行かなくなった
本当は音楽を聴くことよりも
アンドロイドでネットを楽しんで時間を潰すことが多くなったからだ
スマホの進化は僕の音楽の世界を制覇してしまっていた
シャッフルを手に入れて
もう一度音楽を自分の周りに置こうと思った
シャッフル自体もこんなに小さくなって進化していた
ソニーの製品も進化していて素晴らしいらし
shuffleに入れるプレーリストをiTunes作っていて、一曲ずつ曲を選び始めた
よし、音楽をもう一度自分の隣に置こう

2013年11月10日日曜日

年に一度の オヤジの会

年に一度のオヤジの会が召集された
時期はいつも決まっていて11月
キャンプ場閉鎖の直前のこの時期
誰もいないキャンプ場を借りて大騒ぎが開催され
召集されるのは、40代50代60代のGS乗りのオヤジ達
今年もこのお祭りだけには行かなきゃと荷物をいそいそまとめ
パニアケースに詰め込み持っていく、
食料は後ろのパニア
薪と火もし台とカーミットチェアは長さが入りきれず、後部の席に括り付けて持参する
場所は大滝村のさらに奥、舗装道路が終わり、未舗装路の途中にある

舗装はここで終わりだ、いよいよ林道が始まる
昨年は、ここを夜間走ることになり怖い思いをし、今年はなんとかお日様のあるうち走り抜けることができてよかった。
到着すると皆さんはもう勢ぞろい
今年は最後の到着ととなってしまった。昨年度より参加者が増えていた

今回集まったのはBMW GS110011501200に乗っているオヤジ達
またはそれに関わるバイク乗り
GSとはBMWで最も売れている大型バイクである
現在最新型は1200LC(水冷)
良いバイクだが、値段は高価で新車で200万円を超える
誰でもが気軽に買えるものではない
しかし、一度買ってしまえば長く楽しめる
自分のGSは人気のない1100で若い兄ちゃんからヤフオクで買った
15年程度前のバイクだが今でも乗っていて楽しい
今回は1150が多かった。1150も随分値段がこなれてきて、今は買い時ではないだろうか
1100も1150も少し重いけど、、、



とりあえず、寝場所を作り
宴会の輪の中へ向かう
カーミットチェアは今回初使用
組立もスムーズで特に問題なし
バイク用としてはベストかも、
写真手前に見える、ガスコンロ、PRIMUS Eta Power MF EFは超オススメ
一度ブログで紹介したいと思っている
ヤフオクで1万円程度で新品を購入
ガスの消費量が少なく、お湯がすぐに沸く
今ではバイク、車のキャンプには欠かせない
調理するなら一人でもこのサイズがいい
延々と続く飲み会
話題はツーリングの話、バイクの話、様々だった
飲み会の終わった朝の様子、夜は暗くて自分のデジカメでは撮影できず
このキャンプ場はいい
バイク乗りのスピリットを無くさない為に自分にとって大切だ
キャンプ場は
自然の力を感じる
しかし、遠いと言えば遠く林道付きだ
翌朝、11時に用があり、自分だけ少し早く起きて
7時半には出発、なぜか暖かな朝だった
見事な紅葉を楽しみながら帰宅する
来年もきっと行くだろう
天気に恵まれるといいな

2013年11月4日月曜日

伊豆大島 土砂災害 レポート

熱海港から大島に向かう
港の様子がいつもと違う

大島行の船に乗り込んでいくのは
少しの観光客と
普段は目にしない災害復興ボランティアの人達だった
彼らは服装や持ち物が違う
その多くが長靴、リュック、
人によっては
ヘルメット、スコップ、ザコ寝用の銀マット
今、大島に多くの災害ボランティアが集まっている
「私は阪神の時も、東北の時も行きました」
と彼は話していた
組織された団体もいれば
個人もいる



島に降り、元町の災害現場に近くなると
自衛隊の災害復興関係の車が多く混じり、多くの人達が作業をしている
自衛隊、警察、消防、赤十字、ボランティア、、、

被災地近くの道路はシャットアウトされ車では近寄れない
今回の災害は大島の一部ではあるが
人命が失われ、未だに行方不明者が見つからず多くの人達が作業にあたっている

人々の暮らしは変わってはいなかったけどその心は不安で一杯なことがわかる
スーパーで、食堂で、交わされる会話は災害のことになる

初日が雨で出歩けず被害の様子を知ることができなかった
翌日、天気が回復し、その様子を見に行く
元町のガソリンスタンド近くの交差点、
ここが一番すごい
コンクリートの建物が土石流によってぶち抜かれている
川の右側は空き地になり片付けられているが、いったいどうなっていたんだろう
ガソリンスタンドを多くの土砂が通り抜けていったようだ
川に沿って海側に降りていく
周りの家にはボランティアの姿が見られる
土砂のかき出しを手伝っているのだろう

川が右に曲がったところで
道が寸断されていて足止めを食う

車を少し山側へ移動する
徒歩で近づくだけでも、警備の警察官から止められる
島の人間かと聞かれ、そうだと言うと通してくれるが
迷惑になるかもしれないのですぐに立ち去る
つばき小学校、元の元町小学校だ
学校の北側に回って撮影する
校庭が自衛隊の基地となっていてなんとも不思議な雰囲気だ
人命優先、まあ、仕方ないが、
自衛隊の作業のすぐ横で小学生が学んでいると思うと何とも切ない思いがよぎる
自衛隊の装備は凄い、東北では膨大な被災地の中での作業だったが、
今回は場所が集中しているので、作業車の数が半端ではない
車はそのままにし
徒歩でさらに山側に進む

あった
砂防ダムだ
今回この中に膨大な量の土砂が溜まっている
これがなかったらこの土砂が全て元町へ流れ込んでいたと言われている
このダムの南側で自衛隊の作業が続いていた
何をやっているかは不明だが
急ぎやるべきことらしく
夜を徹して作業にあたり、エンジン音が途絶えることはない
山を後にし、海へ向かう
この土砂の流れ着く最後の様子があるはずだ

弘法浜入口
ここは綺麗な公園のようになっていたところだがめちゃくちゃに破壊されていた
そして、海岸には大量の木材の山が

海の色はコバルトブルーから茶色い水へと変わり果てていた
土砂が海水に混じりそれが遠くへ運ばれるまでしばらくは変わらないかもしれない
この下の貝類は全滅だろう
時折、このようにガラスの破片が落ちている
すべて撤去しなければ海水浴場としての再開は無理だろう
土砂が川を通って海へ流れ込む跡
弘法浜プールにも大量の土砂が流れ込んだようだ
海側からプールを写した様子
道路側から見た様子、浜の前の道はきっと土砂で溢れていたのだろう
昼になり
行きつけの食堂に中華そばを食べに行った
そこで店の店主が
「サーがビスだよ」と言って大盛りチャーハンを中学生に出してきた
その子の知り合いらしき男性が食事の支払を黙って済ませ帰って行った
災害復興にボランティアとして参加しているこの中学生をみんなが応援しているようだ
彼はそれを食べ終わると生き生きとして作業に出かけて行った

今、災害ボランティアの人たちが大島に集まっている
しかし、現状をみるとまだまだそれらの人たちによる復旧作業を続けなければ
この島の美しさは蘇らないように思う
今回、現地に行ってみて
責任問題や原因追求といったことよりも
島の復興の為にマスコミにはぜひこのことを伝えて欲しいと思った

帰りの港も船もそういったボランティアの人達がいっぱいだった
なんだか、現状の深刻さを知るとともに
自分にとって心洗われる旅となってしまった