2022年1月19日水曜日

イントレピットⅡキャスティングコンバーター交換

我が家の薪ストーブはバーモントキャスティング社のイントレピットⅡ
もう20年近く使っています。
このストーブ、コンバーター、つまり触媒がついていて燃焼効率を上げているのですが、
それが老朽化して交換が必要になってきました。
触媒の耐久は5年程度、遙かに規定をオーバーしています。
くわしい解説図が手元にないので、各パーツを見ながらバラしていきます。 
内側の鉄板を外せば触媒を交換できるのですが、その為には4つのツメを外す必要があります。上部にこの小さいツメが、下部に大きめのツメがついています。
ともに、外部のボルトを外してからゆるめていきます。
外部のボルトサイズが特殊であまり使われていない16のようです。
私もレンチを14の次は17しかないのでモンキーでゆるめました。
写真には載せていませんが、ボルトを外すために外部のダンパーレバーのカバーを
外す必要があります。その辺は簡単に外せます。
まずは上半分を覆っているダンパーが付いている板を外します。
ダンパー操作用のバーも奥にありますから取り付け方を覚えていてください。
少し重いので気をつけましょう。
吸気口のカバーを外します。20年も使っている割には以外と簡単に外せました。
下の鉄板も外すと姿を表しました。
訳のわからない物質で作られているこの箱の中に触媒部分が入っているようです。
軽い石綿のようなものでできていてひっかくと簡単に壊れてしまいます。
特にこの部分は気をつけて操作する必要があります。
可能ならば新品に交換してしまった方が良さそうですが、私は再利用しました。
どの部分が外れるのか全く分からなかったので手探りで進めていきました。
手前のカバーを開けることができました。すると、触媒が出てきました。
丁寧にこれ引き抜き、新しいものに交換します。
古い触媒はこのように半分近く詰まっていました。
これでは正常に作動するはずがありません。
交換して本当に良かったです。触媒は純正品を使いたかったのですが、
施工を担当してくださったFMプラン社が会社を閉じたと聞いたのでしかたなくヤフオクで
仕入れたものを使いました。
新しいものを付けて後は逆の手順で取り付けていきます。
作業自体は簡単なものですが、ネジが固かったり、板が重かったりするので
自信の無い方は業者にお任せするのも良いと思います。
熱をもつものであり、ススがたくさんついていて取り替えは大変かなとも予想していたのですがネジ類もちゃんと回すことができ意外としっかりと作られていました。
再度の組み立てもネジを堅く締めすぎないように注意しながら作業を進めました。



0 件のコメント: