もう何年も使っていないMSRのスノーシューを貸して欲しいということで、
二つ返事で「OK」と返事をしました。
そして後日、友人からのLINEでスノーシューが壊れたことを知りました。
どうやら登山口でスノーシューを止めるためのすべてのゴムが切れたらしいのです。
しかも無理して他のひもで止めて歩いていたら
ついにはプラスチックが割れて片方がダメになったそうです。
借りた友人は恐縮していましたが、
もしも、自分が山の中で使おうとして壊れ、
時間を浪費していたらと思うとぞっとしました。
ましてやヤフオクで売りに出して、買った人からクレームが来たらと思うと、
もっともっとぞっとしました。
なのですぐに「いやいや気にしないで下さい」と返事をしましが、
それでも友人は恐縮して、美味しいお酒をプレゼントしてくれました。
すべてのゴム製品やプラシック製品は劣化すると思って使ったほうが良いです。
実際にこのスノーシューは交換用の部品がちゃんと販売されているんです。
もう一つ友人に貸したのはビーコンでした。
このビーコン、高校生が雪崩に巻き込まれた事件の中で紹介されていました。
ニュースを見ていて、これらが命に関わることをつくづく思います。
いろいろ指導者が批判されていますが、雪崩が起きた場所は林の中。
自分も木々があればなかなか雪崩は起きないと思っていました。
指導者が判断を誤ったこれらの要因について、
残念ながらあまりニュースでは紹介されていないと思います。
もっと詳しい分析が必要であると思います。
どちらにしても自然の中では道具のあるなし、またはその管理が生死を分ける。
そしてそれをいつも使えるように熟練していることも欠かせない。
そう、実感しています。
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