この作品は中央にカットルビーを使い、カーネリアン、アメジストなどを繋いで作っており、楽器奏者の知人が付けてくれていました。
先日、その知り合いが、ネックレスが切れたので修理してほしいと持ち込んできたのです。
話を聞くと、切れた場所は旅行先でのイタリア、ローマの道端、で、切れた理由は分からないとのことでした。破損部分のワイヤーを見ると錆が沢山ついて切れていました。
そんな遠い場所で切れて、道端に落ちてしまったにもかかわらず、それらを救済して、今もとの形に戻せたのも奇跡のようですが、この丈夫なスチールのワイヤーが切れたことも不可解としか言いようがありません。
謎を感じながらもネックレスは新しく生まれ変わることができました。改めて見ると
こんな運命を辿ってきたこのネックレスがなんだか魅力的に思えてきます。
また、色々な新しい場所に連れて行ってください。て感じです。