2日目、
前日からの雨がいよいよ強まり朝から暴風雨となっていました。
朝行う予定の修理は最低限必要なことだけとして
次回の来島時に後回しにします。とりあえず、この雨の中、帰るしかありません。
港に着くと岡田の待合室が立派な3階建てのしゃれた建物になっていました。
しかし、建物内部には長蛇の列。
どうやら、小笠原航路が連れてきた人々が大島で何かの手続きを行っているようです。
大きな波が押し寄せる中、乗り込んだ船は「ジェット虹」
この船、いざ港を出発してもなかなか高速走行に移りません。
ジェット船は水中翼でジェット走行をしているときはあまり揺れないのですが、
一旦その翼を下ろしてしまうとものすごく揺れる恐怖の船へと変化します。
沖合で停止したジェットの中で船酔いにかかり、何人かが吐き始めました。
船の中は一瞬で地獄絵へとなってしまったのです。
船は船でよっぽど調子が悪いのか3回も吸水口に詰まったゴミの排出作業をしたのち、
「この船は危険なので港にいったん帰り、船を乗り換えて再度出発する」
とのアナウンスが入ったのです。
とりあえず、自分の便は欠航となり、後の船で帰るしかないかと思っていた私にとって、乗り換えとなったことはとても嬉しかったのですが、
船を乗り換えてみると隣に座っていた何人かが乗り換えずに船を下りていました。
酷い船酔いにかかり、島に残った人がぽつぽつといたということでしょうか。
他人事ながら
明日の仕事、だいじょうぶなのかなあ、、
色々心配してしまいました。
0 件のコメント:
コメントを投稿