2011年12月3日土曜日

GO! FUKUSHIMA

前日、飲み過ぎて寝たのは日付が変わってから
朝、起きたのは8時過ぎになった
本当に行けるのだろうか?
と思いながら朝食をとる
また、後で知ったことだけど、
寝てたけど
それなりに大きな地震があったらし
何かを暗示しているような
遅めの出発、9時だった

今回、被災地視察にどうしても行きたかったのは
復興補正予算のニュースを見てからだった

いったい今、現地はどうなっているんだろうか
ニュースで被災地見学ツアーのことなどが伝えられ
そろそろ行っても良いかなと思った

でも、ネットで調べてみると
まだまだ復興作業の邪魔で迷惑だという意見もある
よし、行くけどさっと見るだけにしよう

常磐自動車道路で北へ向かう
外は強い雨
車がだんだん少なくなっていく
今月から被災地の高速無料が始まった土曜なのに


 いわきを過ぎてから高速は1車線になる
そしてすれ違う車はほとんどなくなる

視察の初めの目的は
危機をもたらした福島第一原発にできるだけ近づいてみること
その周りの人達の生活はどうなっているのか


























掲示板に南相馬の地名が出てくる
これ以上近づいて大丈夫?!
ちょっと緊張しながら車を走らせる
昨夜の酒のせいか頭も痛い

道の掲示板に通行止めの表示が
いよいよここまで



特殊車両が増えてくる
この辺を巡回している模様

やべ!
引き返さなきゃ
















緊張が最高に高まった先には
白い放射能防護服を着た警備の警察の皆様!
ギー
(>_<)

この場面
写真などとても撮れずに
退散!退散!

(-_-)ふー

大体今朝、炉心のメルトダウンがセメントを溶かして
あと数十㎝だった話をテレビを見ての出発だっただけに、、、


警戒区域近くの道を南下する
人がいない
もの悲しさが感じられる
強い雨が降っていたこともあるが
見かけるのはお年寄りだけ


さあ、次は
津波の爪痕は残っているだろうか
県道を走る限り
もう、災害の様子がわかる風景はない


新舞子という場所で
ルートを変え
海沿いに走る
やはりあった
災害の残骸や傷跡だ

家の基礎だけが残る
ここに住んでいた人々はどうなっているんだろうか





しかし、こういった基礎のみが残る部分は
一部であって
小名浜の通りから見る限り
わからないくらい平常の生活だった

ただ、あまり元気の出る旅ではない
海に出てみた




ここにも残骸が

休憩で寝ようと駐車場を探して
たまたま入った空間に
水族館があった
よし、はいろう!

アクアマリン 福島
ずいぶん立派な施設だ



















中にはいると
魚たちが一杯
これは楽しい
同時にうれしかったのは
子供がいっぱいいたこと
原発の近くでは
子供に会うことがない
ここには
普通の生活がある
若者がいて
子供がいて
老人もいる





こんなタワーが
水族館についていた
登ってみる


福島のいわきは元気だ!

一人ひとりの生活は
そう簡単ではなく
大変だろうけど
街としては写真の通りだった

夕方になって
帰ろうと決心する
二日酔いも
やっと抜けて元気が出てきた
雨も上がった
がんばれ福島!



2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

お疲れ様。誘ってくれたら行ったのに…。

こちらのブログに「読んでいるブログ(RSS)」登録の仕方を覚えて、登録しておきました。

境界亭

konbaba さんのコメント...

福島の人には、どんな言葉をかけていいのかいまだにわからない。被害がまだ進行形だからだろう。
 先日、柏崎刈羽原発の敷地をまたぐ道路を通ったけど、独特の雰囲気があった。
「神の火」はやはり、人間の手におえるものではないのだろう。逃げるように家路を急いだ。