2018年3月24日土曜日

290キロのハートランド オバルを一人で運ぶ


290キロという重量のある薪ストーブですが、
分解することによって、200キロを切る減量化に成功しました。
これで、BMW1100程度の重さが、400CCバイク程度になったのです。

重いものを一人で動かす時のコツは、バイクと同じで摩擦係数を減らすことと、
上下の移動はジャッキを使うことです。
この原理を使って、どうやって裏庭から部屋を抜け、玄関からだし、軽トラに積み込むか
何度もイメージを広げ、必要な物について確認していきました。

まず初めに移動の基本、
薪ストーブの下に木材を組みました。

さらに、木材の下部にキャスターをつけようと思ったのですが、
安定せず危険であると判断し、せっかく買ってきたキャスターを使わず、
タイルカーベットを敷き詰め、適度な摩擦係数を残して移動させようと思いました。
これなら引きずっても床面に傷がつ来ません。
平らな部分ではスーと動きます。ここで1日目は終わり。
翌週、いよいよ玄関から出します。枕木となるウレタン材で高さを調整し、
木材を鉄道レールのようにひいて、その上で薪ストーブを滑らせます。
写真ではまだつけていませんが、木材の上面にはプラスチックダンボールを貼って、
摩擦係数をさらに減らします。200キロの巨体もすっと動きました。
写真のように下部にブロックを積んで上げ、木材の上をすっと滑らせます。
結構高さが出てきたので、一人では危険と感じ、ここでは
作業はあくまで私ですが、ブレないように応援をいただきました。
そこに、軽トラをレンタルして来て、荷台高さまでジャッキアップし、薪ストーブをすっと滑らせます。軽トラにぴったりと収まりました。
少し気をつけて運転して、軽井沢に届け、やっと任務完了。長い道のりでした。
このようにジャッキさえあれば、あらゆるものを持ち上げ、移動することが出るようです。
鉄パイプをこれに組み合わせると、さらに仕事が広がりそうです。
おまけの話として、今回初めて軽トラに初めて長時間乗りました。
軽トラの欠点は椅子だと予想していたのですが、意外とエンジンのうるささが欠点となっていました。
そこで、静かな軽トラを求めて、現在の軽トラ生産について調べてみました。
すると、意外にもスバルは生産を終え、スズキ、ダイハツ、ホンダのみ生産を続けていることがわかりました。そして、リアエンジンはもう現在生産されておらず、ホンダのみがミッドシップエンジンであるとのことです。うーん、いつかは購入予定の軽トラ、どこのメーカーになるのやら、、

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